16, 5年目の春訪問 〜白鳥大橋の見える家〜 2009.5.12

竣工して5年が経った「白鳥大橋の見える家」に昨年小さな家族が一人増えたようです。室蘭へ向かうのは2年ぶりになりますが、今回の室蘭行きの目的はまず小さな新しい家族に対面してお祝いする事。そしてその小さな新しい家族がそろそろハイハイを始めそうな勢いのため吹抜周りや階段周りを中心にバリア対策の相談。もう一つの目的は今春は春の庭手入れや外壁の洗浄になかなか手が回らないようなのでその作業のお手伝い。さて老体に鞭打って頑張りますか、お手伝い。夜のビールを楽しみに。

この家の内部は少し白味を調整したプラスターや白いペンキを塗って拭き取った木で構成されているため、部屋に入ってきた光が反射して部屋いっぱいに優しく拡散します。この絹のようにきめ細かい優しげな光に拡散するところがこの家の大きな魅力の一つです。5年経ってもその魅力は健在です。感じてくれるかな?まだ小さな新しい家族は。感じてくれたらいいな〜。

ご主人といっしょに外壁の洗浄です。この家の外壁は白のガルバリウム鋼板ですが、室蘭は工業地帯のためコークス等の粉が飛んでくるためか外壁の「白」を保つためには年に一回くらいこうやって外壁の洗浄が必要のようです。面倒と言えば面倒なのですが考え方を少し変えれば楽しい春の行事です。家を建てると必ずメンテナンス、手入れが必要になります。春の暖かい休日に家族でペンキを塗ったり、外壁を洗ったり庭の手入れをしてその後皆でご苦労さん会のバーベキューでもすれば、家族の楽しい春恒例行事となるはずです。家族も増えた事ですし、これからも毎年頑張ってもらいましょうか、ね、お父さん。

雁木空間・夏

外壁のガルバリウム鋼板だけではなくペンキを塗った杉板や木製の玄関ドアも洗浄してだいぶ綺麗になり爽やかになりました。

屋根に上りペントハウスの破風も掃除しました。この家はペントハウスがあるため屋根のメンテナンスがとっても楽です。屋根に上るとご褒美に室蘭の眺望が望めます。

今回の2年ぶりの訪問では草木の成長に驚きました。5年前はまだパヤパヤだったツルマル草やビンカミノールが根をはり巡らし、玄関アプローチ周りがイキイキとした緑でいっぱいになっていました。皆で植えたまだ背も低かったシャラの木も明らかに成長して大きく育っていて嬉しさひとしおです。

寒い中皆で一つ一つ亀の子たわしで洗った白老の採石場から買ってきた石やコンクリート打に合わせてセットして床に埋込んだステンレス金物も健在です。


南側の家庭菜園はこれからが勝負ですね。こっちも頑張ってください。

夕食をご馳走になりながら将来の増築の話になった時、「もしも宝くじで6億円当たったら?」との話題になりました。オーナーさん御夫妻は「たとえ6億円当たってもこの家を建替える事は絶対しない」と言ってくださいました。当時、工事金額は1,211万円でしたがお金には代えられない価値を感じてくださっているようで設計者として心から嬉しく思い感謝です。


でも、もしも6億当たったら別荘くらい建てましょうか、ドド〜〜〜んとネ!(^^