37,     「変化椅子を作ります・・・1」 2011.5.25

上のピンボケ写真が保育園の「変化椅子」なのですが、これを時計回りに180°回転させると

座面の高さが変わります。子供の成長に合わせて一つの椅子で二種類の座面高さが可能となる

仕掛けです。更に、手前に90°回転させると子供用の机に早変わり、お絵描きとかが出来ます。

これは踏み台にもなります。更に更に、時計回りに90°回転させると大人用のスツールにもなる

仕掛けです。どうです〜、形はとってもシンプルですがなかなかのスグレモノでしょう。

さてさて、この変化椅子なるものを作るにあたってまずは調査から行ないました。保育園の

変化椅子を採寸させてもらい検討しました。上の左スケッチが保育園の寸法です。

右スケッチは今回製作するための構想スケッチです。一番気をつけて検討した部分は座面の高さです。保育園の座面高さは低い方が110ミリ、高い方で223ミリ。うちの娘の膝下

寸法は160ミリ。

現在使っている椅子(水泳友達のママさんが作ってくれました)高さは125ミリ。

子供の成長曲線やら実際販売されている変化椅子の寸法を調べたりと検討を重ね迷いに迷っ

て決めた寸法が低い座面が150ミリ、高い座面が190ミリで決定しました。たぶん4歳

まではこれで何とかなりそうな・・・ダメならその時また作りましょう。

材料は座面が青森杉・厚さ24ミリの無垢

フローリング(以前サンプルでいただいた物)。

その他の側面部分は事務所の本棚を作った時に

余ったシナランバー厚さ18ミリ。

塗装は以前サンプルでいただいて残っていたオス

モカラーの「透明艶消し」と「白」。全て余り物

かサンプルの残りです。

道具は電ノコは無いので手ノコと紙ヤスリ。

ドリルだけは電動を使用。あって良かった電動

ドリル。

21φの穴を4箇所空ける予定ですが、基本的にこの穴は持ち運びがやりやすいように指を入れるための穴です。

ただ、遊び心として東急ハンズで買った試験管を入れると一輪挿しになる予定です。

さてさて上手に出来るかな?・・・・・つづく