38, 変化椅子を作ります・・・2
38, 変化椅子を作ります・・・2
「変化椅子」(幼児用の高さが変わる椅子)作り始めました。
まずは手ノコで両側面と後面部材となるシナランバーを切り出します。座面となる青森杉24ミリのフローリングも設計サイズにカット。なかなか順調と思ったら側面部材の片側の高さを間違えてカット!即やり直し・・・疲れます。
Tuesday, May 31, 2011
38, 「変化椅子を作ります・・・2」 2011.5.31
各部材の切り出しを終えて次はヤスリかけ
です。表面のトゲになりそうな部分と当たる
と痛い各コーナー部分にヤスリをかけ丸みを
つけます。この丸み(R)を半径「何 r 」とす
るかが問題です。あまり極端に削り過ぎると
やぼったくなってしまいますし、かといって
小さ過ぎると危険です。ホドホドの加減を削
りながら探りました。
次は側面と後面の穴空けです。穴明け後に穴周囲部分の塗装をタッチアップ。穴は電動ドリ
ルで地味に細かく穴を空けてあとはヤスリでせっせと削りました。少しいびつな穴だけどま
あ逆に手作り感があって好いでしょう・・・とします。
組み上がったところで事務所に私の学生時代
からの悪友登場。組み上がった椅子を触って
「なんかガタガタするな〜」との指摘!
確かに片側側面下部が1ミリ弱浮いている。
悔しいので左写真矢印部分に木栓を入れ1ミリ
弱突出させ塗装をタッチアップ。
これでガタつきもなくなりピッタリです。
フローリング座面の裏(娘が大きくなったらこちらが表になります)にネームを入れて(彫ろう
かと思いましたが上手くいかないようなので細かい穴をブツブツ空けて文字にしました)
完成です。よろこんでくれるかな???・・・・・つづく
つづいて塗装です。今回の塗装は2種類。
どちらもオスモカラーです。オスモカラーは自然塗料で健康にも安心塗料です。今回は別件で
以前サンプルとして(株)アサヒの高井さんにお願いしていただいていたサンプルの残りを使
いました。座面はオスモウッドワックス・フロアクリアーラピド(つや消し)、側面・後面は
オスモカントリーカラー・ホワイトで拭取り仕上にしました。
塗装後一日乾かして(フロアクリアーラピッドはほんの数時間で乾きます)組立です。
まずは木工用ボンドを使い仮止めて的にくっつけましたが、これがけっこうしっかり接着さ
れています。その後、電動ドリルを使いビス頭を埋込む穴を軽く空けビス止めです。ビスの
頭を少し埋込んで上から木栓を木工ボンドを付けて埋込み出っ張った木栓をカットします。
カット後は塗装をタッチアップ。