48,「 一級福祉住環境コーディネーター 」勉強方法−1
48,「 一級福祉住環境コーディネーター 」勉強方法−1
昨年7月10日に二級の試験を受けて翌日にネットで解答速報を見ながら自己採点をしました。結果はマークを間違えたり名前を書き忘れていたりしない限りは合格だろうという結果でした。そこで直ぐ7月11日から今度は一級に向けて勉強を始めました。一級福祉住環境コーディネーターの試験は11月27日ですから必然的に残り4ヶ月半の勉強期間になったわけです。そこで私が試みた勉強方法は・・・
Friday, March 30, 2012
48, 「一級福祉住環境コーディネーター」勉強方法−1 2012.3.30
福祉住環境コーディネーター受験の勉強を始めようと
する時、二級と三級は書店に行けば山ほど参考書や問
題集が並んでいます。でも一級は?となると状況は一
変してほとんどありません。アマゾンなんかで検索し
てもこれは!と思うような参考書や問題集はなかなか
見つからないのが現状です。二級と三級は年間に何万
人もの受験者がいますから出版社も商売になりますが
一級は受験者が年間千人未満くらいですから出版して
も経済的に合わないのでしょう。
そこで今回、情報の極端に少ない「一級」の勉強方法
について私が行なった方法を書いてみますので、これ
から一級を受験しようとする方の参考にしていただけ
れば嬉しく思います。
一番の頼りはやはり「1級公式テキスト」になりま
す。(今年から公式テキストは新しくなったようで
す。)そしてもう一つ、私が役に立ったのは「1級過
去&模擬問題集」です。この問題集には過去問で5択
のマークシート問題と記述式の過去問も両方の過去問
が載っています。発行所は「日本能率協会マネジメン
トセンター」です。2010年第1刷となっています
から出版されていた問題集の中では新しい情報のもの
でした。(古い情報のものもけっこう出ていますから
新しい情報が得られるように注意が必要です。)
この2冊のみを使って勉強をスタートしました。
さて、私が最初にやったのは問題集の記述式過去問の調査です。解答するのではなく、どんな問
題が出ているか問題の傾向を調べてみました。やはり、一級受験で私が一番不安視していたのが
午後から受ける記述式問題だったからです。そこでおおまかな記述式問題の「傾向と対策」を自
分なりに考えました。
次にやった事は、マークシートの過去問です。これは実際に解いてみました。まだ何も勉強しな
い状態で何点とれるか?試してみました。第23回の一級の試験をやってみましたが結果は65
点でした。70点以上が合格なのでこのままでは失格ですね。これをやる事によってマークシー
トの問題の傾向と自分の現時点での実力もなんとなく分かるわけです。
次にやったのが過去問を見たりやったりして感じた試験傾向を意識しながら「一級公式テキスト」を一通り読む事です。図や表も含めて一通り全て目を通しました。(事例欄は飛ばしちゃっ
たと思いますが時間に余裕のある方は目を通した方が良いかと思います。特に事例で平面図等の
図面が出ているものを参考に図面を読み取る練習には良いと思いますから建築関係者以外の介護
関係の方には有効かもしれません。)これには1ヶ月くらい時間がかかりました。
一通り公式テキストを読み終えた時点でもう一度問題集のマークシートの過去問を解いてみまし
た。私がやったのは第21回の過去問でしたが、結果は79点。とりあえず、公式テキストに一
回目を通しただけでマークシートの方は合格圏の感触を得る事が出来ました。
問題はやはり午後から受験の記述式問題ですね。
次回は一級福祉住環境コーディネーター「勉強方法−2」で私がやった記述式の対策について書いてみようと思います。