4, 小樽港のニシン釣り〜リベンジ編〜
4, 小樽港のニシン釣り〜リベンジ編〜
ワカサギ釣りは寒いし、ニシンは夜じゃないとと釣れないし・・・寒くなったら車に避難出来て昼に釣れる手頃な釣りは?と考え「チカ釣り」に出かけました。朝7時過ぎに家を出発し8時過ぎには小樽第一埠頭に到着。しかし、海を覗いても全く生命反応無し・・・当然竿を出してもピクリともしない・・・そこへ昨夜からこの辺で釣りをしていたというおじ様達がやって来て「釣れますか?」と・・・
当方「全く釣れません・・・」と答えると「除雪の雪を落としている港はチカが寄らないから・・・」と教えていただく。で、厩岸壁へ移動。
Sunday, March 1, 2009
小樽第一埠頭、人が居ません、ついでに魚もいません・・・生命反応無し
小樽港のニシン釣り〜リベンジ編〜
小樽第一埠頭(港町埠頭):晴天なり
2009.3.01
有頂天の二人。
ニシンの神様に感謝です。
今年の1月からニシン釣りで人気の厩岸壁。今日も朝から人出が多いようです。皆さん昼はチカ釣りでもしながら夜のニシン釣りのための場所取りのようです。でも本日の私達の目的「チカ」は全く釣れていないようです。皆さん夜まで待機でしょうか。で、結局我家のホームグラウンド、勝内埠頭のフェリーターミナル横へ移動。
小樽、厩(ウマヤ)岸壁:晴天なり
フェリーターミナル:晴れときどき曇り
午前10時、フェリーターミナル横でチカ用サビキ竿2本と投げ竿1本を出しました。周りには私達以外誰もいません。我ホームグラウンド、不人気のようです。
しかし人気に比例してか?全くアタリ無し。でも今日は第一埠頭も厩岸壁も釣れていなかったから「今日の小樽港は全体的に魚が留守中なんだな」と言う私に「色内埠頭が良かったんじゃない・・・」とシビアなご意見がうちの奥さんから・・・ウ〜ン正しいかもしれない・・・無言の私。
午前11時、全く釣れていない私達の後ろに人の気配が・・・。
人:「釣れてますか?ニシン」
私:「えっ、ニシンは夜じゃないと釣れないのでは?」
人:「三日前の午後1時にここで150匹釣ったんだよニシン、
で次の日友達と3人で来たら3匹しか釣れなかったよ、ニ
シンは気まぐれだからね」
私:「それでも昼間に釣れるんですね、ニシン」
人:「ゆっくり待ってごらん、そのうちきっとやって来るから、
ゆっくりね。でも撒き餌は必要だからね」
と言い残しその方は私達が気付かないうちにスーっといなくなりました。
私:「今のはもしかしてニシンの神様なんじゃないか?」
と訳の分からない事を口走る私・・・寒さと疲れで末期か?
妻:「ホントにそうなんじゃない。だって気付かないうちに来て
気付かないうちにいなくなちゃったもん・・・」
と私以上に分け分からん妻。
私:「とりあえずニシンの仕掛けに変えて撒き餌してみるか。撒
き餌が無くなったら諦めて帰ろう。今日はボーズかも」
妻:「そうだね・・・」
その後、時は流れ午後1時半。残る撒き餌はわずかに。
そこへ隣にチカ釣りのご夫婦が入り撒き餌を始める。
私:「シメシメ、これで少し撒き餌が増えて最後の最後にニシン
が来たりして・・・・な〜んてネ。そしたらあれはやっぱ
りニシンの神様だ」
って言い終わるか終わらないかのその時・・・・!!!
一瞬何が起きたか分かりませんでした。竿に何やら鈍い重みが・・・見ると大きなニシンが鯉のぼり状態(4匹)。
信じられない気持ちで引き上げると糸が細かったのかブチっと切れて大きなニシンは海へサヨナラしました。
慌てて仕掛けを付け替え再度釣り始めます。
キタキタキタ〜〜〜ほんとにキタ〜
さ〜て大変な事になりました。
なんと154匹!午後2時から約2時間、
大きなニシン爆釣です。1月のリベンジ完了。
素人は何をするか分かりません。
これだから素人は恐い!
体長300ミリくらいはありますね。
小樽からの帰り道、気分は大漁旗なびかせてオーナーさんや友人、親戚に配りながら帰りました。
(南区や東区、北区のオーナーさんご免なさい。夜も遅くなりまわりきれませんでした。)
刺身があまりにも旨かったので朝はニシンの生チラシ丼。贅沢です。夜はニシン蒲焼き丼。
さて、あなたは信じます?ニシンの神様。信じる者は救われましたヨ。